板橋区防災訓練 
20時18分現地よりの情報up

更新日2001.8.19 20時55分

現地山本よりの報告

20時に訓練はすべて終了しました。

現地矢野よりの総合報告

動物救援所では、犬5頭・猫5頭がケージに入れられていました。
一時預けをしないで帰ったダックスフントがいるそうですので、
訓練に参加したペットは犬6・猫5の計11頭ということになります。

犬 6頭(ゴールデンレトリバー、アメリカンコッカースパニエル、柴犬、
         マルチーズ、シーズー、ダックスフント)
猫 5頭
  
訓練として行われたペットの一時保護は、受付にて1匹ずつを「番号」で管理し、
同じ「番号」のケージに入れるというシステムになっていました。
反省点として、飼い主に記入してもらう一時保護願書に、
「性格」「既応歴の記入」などの項目も必要だという意見がありました。
このほか、「ワクチンや予防注射の有無」「慢性疾患」「食べ物の好み」などのことも、
一時保護の最初の段階で預かり側は知っておきたいことだと思います。
また、「性格」」「去勢・避妊の有無」「ふだんの飼育環境(室内・室外、つないでいる
・つないでいない)」「ふだんの生活リズム」なども必要項目ではないでしょうか。
またあとで飼い主さんに聞くということが実際の災害では困難になるはずです。
保護受付の際に的確に簡潔にペットの状態を把握できるような
書類の改善が必要だと思いました。

一時保護体験に参加したペットたちは比較的おとなしくしていました。
しかし柴犬はふだんは室内に放し飼いにされているとのことで、
ケージに入れられたのは初めてらしく、鳴き続け、
早くに飼い主が引き取りに来ていました。

Aコッカーは「キュンキュン」鳴いていましたが、人間がそばにいると少しおさまり、
訓練終了まで飼い主を待っていることができました。

猫の中には、始終耳が立たず緊張を表している子がいました。

今回は少数のペットの参加でしたので動物たちは比較的落ち着いた様子でしたが、
これが実際の災害となると動物の数は見当がつかないほどになるでしょうし、
ふだんケージや見知らぬ人、人の多さに慣れていない動物は
それだけでもパニックになるでしょう。
日頃のしつけを工夫することで、そういった環境の変化に耐えられるようにしておく努力
が飼い主には求められると思います。

動物病院が倒壊した場合、重症の患畜(酸素吸入が必要等)の運搬は
引火の恐れがあり、火災が起きている中どう進めるのでしょうか。
人手が足りないときはどうするのでしょうか。
多頭飼育している家庭では、車等の交通手段が使えなくなった場合、
どう避難すればよいのでしようか。
夜間等の暗い中での避難や道が不通になってしまった場合はどうするのでしょうか。
AがダメならB、BがダメならC・・・というように、避難ルートの確保は日頃からの
確認、準備が必要であろうと思いました。

多くの課題を感じることのできた有意義な訓練でした。
この課題をひとつひとつ検証し、現実に即した防災対策を進めることが大切です。